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地球温暖化の国際交渉をフォローしたいところです


by togura04

途上国支援関係

産経:「25%削減」国連で表明決定 途上国支援も提唱 
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090920/plc0909202009008-n1.htm
 ”途上国支援では、国別の行動計画を策定して積極的に削減に取り組んでいる国に対し、技術移転や資金拠出で後押しすることを表明する。”

産経:クールアース資金の拡充検討 途上国の温暖化対策支援
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/090921/fnc0909210109000-n1.htm
 ”鳩山由紀夫首相が22日の国連気候変動サミットで提唱する途上国支援「鳩山イニシアチブ」の財源として、政府が自公政権の設けた約1兆2500億円の「クールアース・パートナーシップ」の拡充を検討していることが20日、分かった。”
 ”クールアース・パートナーシップは、「排出削減と経済成長を両立させ、気候の安定化に貢献しようとする途上国に対する支援」として平成20年に創設。5年間で1兆2500億円を拠出する計画だ。”

時事:日本は最大5900億円負担も=途上国の温暖化対策で-欧州委案
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2009092100149
 ”欧州委は、地球の平均気温上昇を産業革命前の水準に比べセ氏2度以内に抑えるとの国際目標を達成するには、20年時点で途上国の温暖化対策に総額約1000億ユーロ(約13兆4000億円)が必要と推計。うち220億~500億ユーロを先進国と主要途上国が支援する必要があると見積もっている。”
 ”各国・地域の支援額については、国内総生産(GDP)の規模と温室効果ガス排出量を組み合わせた分担表を付属資料の中で例示。日本の負担割合は、GDPだけに基づいて算定すると支援額全体の8.74%、排出量だけに基づくと2.97%。この結果、支援額は約7億~44億ユーロと試算される。”


 コメント:途上国支援の想定の半分以上は、国際排出量取引関連と想定されますから、贈与分だけがこれだけということですね。実際には炭素税で国内から徴収することになるのでしょう。

 欧州委員会発表に関する元記事はこちら。
Euroactiv:Commission unveils first climate aid blueprint
http://www.euractiv.com/en/climate-change/commission-unveils-climate-aid-blueprint/article-185348

資料:Stepping up international climate finance: A European blueprint for the Copenhagen
deal
http://ec.europa.eu/environment/climat/pdf/future_action/com_2009_475.pdf
中身は、適応基金、緩和策のCDMなどなどに割り振る想定をしていますね。
by togura04 | 2009-09-21 17:19 | 国内方針