地球温暖化の国際交渉をフォローしたいところです


by togura04

カテゴリ:枠組みの解説( 9 )

 ご無沙汰です。取りあえず新しいものから、ツイッター発言をどうぞ。

●COP17
2011年12月03日(土)
どんな意見が出ましたか?“@COP17_MofaJapan: 本日2日19:30(日本時間3日2;30)から海外のNGOと会合を行いました。気候変動交渉に関する日本の立場、市場メカニズム、#気候変動 資金について意見交換をしました。 #COP17”
posted at 07:30:59

2011年12月02日(金)
日本外交がダメダメな理由は応援団のひいきの引き倒し、立場が同じなら協力すれば? RT @sawaakihiro: ヘデゴー委員のダブルスタンダード。EUだけが京都延長に合意するのを拒否した理由は、あなたが日本を批判してる理由と全く同じ。 : 日本に議定書受け入れ強く迫る
posted at 10:36:30

2011年12月01日(木)
そんな日があるの? RT @CYJ_COP: 本日は化石賞がないそうです。素晴らしい!! #COP17
posted at 23:54:21

2011年12月01日(木)
Alden Meyer: Expectations from the COP17 http://t.co/5c5y6qqk アルデン・マイヤー(UCS)のコメント
posted at 19:49:56

2011年12月01日(木)
97% of climate scientists @CYJ_COP RT @Agent350: Since 97% of scientists think #climate is changing, let them speak 97% of the time
posted at 19:29:25

2011年11月30日(水)
Can the Durban Climate Negotiations Succeed? http://t.co/HdYEAJ9c via @thinkprogress
posted at 22:26:41

2011年11月30日(水)
.@Junbmw320i みすず書房の「地球温暖化の発見」を図書館でどうぞ。科学史の本です。
posted at 11:09:20

2011年11月30日(水)
Reading:NHKニュース 北極海の海氷 過去最少規模に http://t.co/mLmrhPYC
posted at 02:44:38

2011年11月30日(水)
静かに退くのかと思ってましたが… RT @hfunatsu: @kimihirata @satoru_noumura 延長への参加を拒否し、「京都体制」から離脱する姿勢、という微妙な書きっぷり。http://t.co/6Fxb5FuD
posted at 02:39:23

2011年11月30日(水)
次回の氷河期はあと1万年ほど先 RT @Junbmw320i: 史上10番目といっても記録をとり始めてまだ100年そこら。今は第4間氷期。氷河期の一休み中。こういうことは地質学的年代観で考えるべき。「世界の気温 史上10番目の高さ」 http://t.co/LOYzzElo
posted at 01:36:19

2011年11月29日(火)
最暑の10年をキープ RT @climateprogress: As the Press Declares Durban Talks Dead Cold, 2011 Maintains Hottest-Decade Record http://t.co/K6ZgdXEi
posted at 23:58:08

2011年11月29日(火)
ムリムリに見えても終わってみればできちゃうもの…かな? RT @Agent350: Mandela's quote is the unofficial motto of #COP17: "It always seems impossible until it is done."
posted at 23:54:19

2011年11月29日(火)
311以降は温暖化の話ほっぽってますが。日本政府はまたじゃなく、今回こそは非道い話になるのでは? RT @satoru_noumura: @togura04 あの小倉さんでしたか?お元気そうでなによりです。COP17では日本はまた恥さらしですね。小倉さんの発信楽しみにしています。
posted at 20:25:06

2011年11月29日(火)
能村さんご無沙汰です。そんな予定調和な話にはならないのでは&週刊朝日に取材をさせた最高幹部は吉田さんでしょう? RT @satoru_noumura: @togura04 ほんまに病気でしょう。多分、急性白血病。
posted at 20:10:13

2011年11月29日(火)
それでなくては希望がない RT @mKonnie: #COP17 EUは、京都議定書の第2約束期間を、次の法的枠組みが成立するまでの移行期間としてはっきり位置づけてきた
posted at 19:50:40

2011年11月29日(火)
ハッキリスッキリとは行きませんが RT @tcktcktck: Myth of global cooling dubunked in 4 mins: watch this video http://t.co/T045Djhz @treehugger #climate #COP17
posted at 18:59:55

2011年11月28日(月)
気候変動への責任ある対策を行う最後の機会-WCC(世界教会協議会) http://t.co/b0AKrcSE #COP17jp
posted at 09:03:39

2011年11月28日(月)
12年に京都議定書第一約束期間が終わってから新たな枠組みができるまでを目標なしで過ごしていいのか議定書を延長するのか、が論点。RT @maekitam: 今回のダーバンCOP17、日本の主張は「京都議定書の単純延長では温暖化は止められないので新たな枠組みを設定しよう」というもの。
posted at 08:53:26

2011年11月26日(土)
A meaningful Durban treaty would be a triumph of weak over strong http://t.co/SErRy2dG via @guardian 腕っ節外交に勝てるか被害者国、と。マーク・ライナス
posted at 09:21:26

2011年11月26日(土)
科学的な懐疑派ならそんな小出しに主張を出すはずがなかったのにね。 “@nomurahds: @kenichioshima @COP17_MofaJapan クライメートゲート http://t.co/uKeLuQBW 2周年で新たに5千通のメールが公開されました。
posted at 00:48:32

2011年11月26日(土)
まずは国内で方針を発表しては? “@COP17_MofaJapan: COP17期間限定の日本政府代表団のツイッターを開設しました。…ダーバンで開催されます。日本が期間中に開催するサイドイベントの情報やダーバンの雰囲気,気候変動問題についての日本の提案等についてお知らせします。”
posted at 00:45:50

2011年11月26日(土)
気候ネットワークはペーパー「追加試算(3)2012年に脱原発を 実現する場合の検証」を発表 http://t.co/0sZAwdfX
posted at 00:00:59

2011年11月25日(金)
ほう、しかし2.3Kとは従来の想定範囲内。 RT @nomurahds: 『最近の氷期最盛期における気温の復元から評価した気候感度』 http://t.co/l67DSOQ5 最近の氷期最盛期での復元した気温から評価した気候感度は従来考えられていた値より低く、 #nomucc
posted at 23:56:12

2011年11月24日(木)
NYTIMES記事はこちら。 RT @togura04en: やれやれ “@nytimes: New Trove of Stolen E-Mails From Climate Scientists Is Released http://t.co/12zF5Jiw
posted at 00:42:16

2011年11月24日(木)
Failure to catch climate email hacker is the real scandal | Damian Carrington http://t.co/SAxwK0Hx via @guardian こちらの方がNYTimesよりもジャーナリズムでんな。
posted at 00:34:18

2011年11月23日(水)
.@gjmorley 私たちの世界が燃えつきる前に-モンビオのHEAT本 http://t.co/0DVj5oPx この本の頃はまだ原発反対と言っていた。
posted at 22:56:34

2011年11月23日(水)
ジョージ・モンビオ氏は温暖化危機対策の一環として原発推進やむなしへ転向?したことで同紙で論争してた人。 RT @gjmorley →ガーディアン…George Monbiot氏の主義主張の背景はあらかじめ存じませんが…、バズビー氏のさまざまな主張にほころびが出ているようです。
posted at 22:46:35

2011年11月23日(水)
「京都議定書、日本抜き延長も」 http://t.co/QB6PxFxq #yjfc_global_warming_treaty (地球温暖化防止条約)まあそういう観測気球もあがるわなー。
posted at 21:13:53
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by togura04 | 2011-12-03 23:35 | 枠組みの解説

 1日前に戻りますが、
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●本日の化石賞
Sun, Dec 13
05:44 RT @ks91020パプアニューギニアは、AOSIS に反旗を翻したから、日本は、京都議定書の第2コミットメント期間を否定したから。 #COP15ja

Sun, Dec 13
05:43 RT @ks91020「今日の化石」賞 1位 日本 2位 パプアニューギニア #COP15ja
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 この日はこちら。
http://www.maketherule.jp/dr5/node/1131
↑より抜粋。

6日目 12月12日土曜日
第1位:日本

 昨日12月11日は京都議定書の誕生日だった。京都は育っているが、日本の交渉団はまるで成熟しなくなったようにみえる。今日の気候変動枠組み条約の会議(COP)と京都議定書の会議(COP/MOP)の両方の場で、日本は京都議定書の第2約束期間を設定することに強く反対し、議長テキストを交渉の出発点とすることを拒否して進展を阻んだ。

 日本よ、誕生日を迎えたばかりのちっちゃな少女を見捨てないで!新政権が変化を運んできたと思ってたのに、権力にあるのは自民党?それとも民主党?

 おそらく今夜到着する小沢環境大臣なら、どうして日本の交渉団が京都と同じようには成長していないのかを説明できるはず。

                   ◆ ◆ ◆
第2位:パプア・ニューギニア

 パプア・ニューギニアが今日の『化石』賞の第2位を獲得した-法的拘束力を持つ2セットの議定書というAOSIS(小島嶼国連合)提案に公然と反対したことによる。

 パプア・ニューギニアは条約全体会合の場でAOSIS提案に反対したが、この提案は危険な気候変動を避けるための最も明らかに公正で野心的で法的拘束力を持つ成果を得られる手段のはず。パプア・ニューギニアはAOSISのメンバーであるかもしれないが、今日は日本のような動きだった。
---

...ということで、すでにあるトラック(京都議定書)とは別の途上国向けトラックを立ち上げたいというのがAOSIS提案の一部であり、NGOsもそれを支持しているわけです。

 小沢環境大臣は、京都議定書の単純延長など認められない、と大見得を切ったようですが。

1.一度釣った魚(米国を除く先進国)を網を解いて逃がすバカがどこに居ます?

 米国は京都議定書の網から逃げ出しましたから、新しい網が要る、これが二つの議定書論の背景だと思います。
 オゾン層保護のためのモントリオール議定書は、複数回の改正を経て強化されましたが、温暖化対策のモデルケースとなるものです。そこでは先進国と途上国の差異化もされていましたし、支援の枠組みも進化し続けているのです。
 一つの京都議定書を改定により進化させるという道がハナからないと思い込んでいるのはナゼですか?

2.「交渉の抜け穴作りに血道をあげていたら国内対策に手がつかない」、というのが京都の苦い教訓ではなかったのですか?
 京都議定書は京都COP3で合意が決まってから5年ほども細則を決めるのに掛かりました。
 新たな一つの議定書を定めるまでの最短5年以上の期間、温暖化対策をやらずに済ますつもりですか?でもそれは「わが亡き後に洪水よ来たれ」戦略以外の何者でもありません。

 世界全体でピークとすべき年を2020年以降にすれば、2℃での気温上昇安定化は不可能との研究もあらわれています。 なおさら先進国はただちに劇的な転換を始める必要があるのです。
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by togura04 | 2009-12-15 06:45 | 枠組みの解説

温暖化関連の年表

 ちょっと振り返ってみましょう。

毎日新聞 2009年11月30日 東京朝刊
 <NEWS NAVIGATOR>
◆地球温暖化をめぐる歴史◆ より。 ※印は拙追記。

1958年    米研究者がハワイでCO2濃度の測定開始

  85年10月 オーストリア・フィラハ会議

  88年 6月 カナダ・トロント会議 (※2005年までに20%削減必要と提言)

     11月 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)設置 (※G7サミットなどからも報告を要請される)

  89年11月 オランダ・ノルドベイク会議

  (※90年11月 IPCC第1次報告書発行)

  92年 5月 国連気候変動枠組み条約採択(※FCCC,西暦2000年目標=2000年に90年レベル安定化が必要と)

      6月 ブラジル・リオデジャネイロで地球サミット

  94年 3月 同条約発効(※翌年のベルリンCOP1/FCCCでベルリンマンデート策定、COP3を最終期限として交渉開始)

  (※95年 IPCC第2次報告書発行)

  97年12月 京都市の同条約第3回締約国会議(COP3)で京都議定書採択(※期限を1日過ぎて妥結。しかし細部の合意はブエノスアイレス行動計画で2000年のハーグCOP6まで期限が持ち越され、ハーグCOP6は一旦決裂。この時期ブッシュvsゴアの大統領選の票数数え直しが争われていた。)

2001年 3月 米国が京都議定書の離脱を表明(※ブッシュ政権になってから2ヶ月余り。ブッシュは選挙中はCO2規制を公約していた。)

  (※2001年 IPCC第3次報告書発行)

     11月 モロッコ・マラケシュのCOP7で京都議定書の運用ルール最終合意(※7月のCOP6パート2で米国抜きで前に進むとの妥協成立。)

  02年 6月 日本が京都議定書批准(※小泉政権下のある種の奇跡!。しかし、一つにはCOP6パート2での政治的妥協で森林吸収源の抜け穴ごり押しに成功してしまったため、信義上批准をやめられなかった。)

  05年 2月 京都議定書発効(※渋っていたロシアが批准をしたため参加国の55%発効要件を満足した。)

  (※05年12月モントリオールCOP11会合でポスト2012年についての議論を公式に開始。同年9月にはハリケーン・カトリーナがニューオーリンズ襲来。)

  07年 2月 IPCC第4次報告書。(※2月は第一作業部会の報告書。)21世紀末の平均気温は最高6.4度上昇と予測

      6月 独ハイリゲンダム・サミットで「50年に世界の排出量半減」が共通認識に

     12月 IPCCとゴア米元副大統領が温暖化問題への貢献でノーベル平和賞受賞

     12月 インドネシア・バリのCOP13で、京都議定書後の削減枠組みを09年のCOP15で決定することで合意。豪が京都議定書批准

  08年 1月 京都議定書の第1約束期間スタート(~2012年)

      7月 北海道洞爺湖サミット(※7月までは1バレル147ドルに達する原油暴騰&食料高騰が続き、直後に暴落、後世には第一次ピークオイル危機として伝わる?:-p)

  09年 7月 伊ラクイラ・サミットで「先進国は50年までに温室効果ガス80%減」合意

    (※1月 オバマ新政権発足。温暖化対策とエネルギーをトップ級アジェンダに。)

      9月 国連気候変動サミットで鳩山由紀夫首相が「20年までに90年比25%減」を表明

     12月 コペンハーゲンでCOP15開催
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by togura04 | 2009-12-04 21:09 | 枠組みの解説

短信12/3版その2

●NGOキャンペーン
Thu, Dec 03
* 21:28 宣伝力が問われるキャンペーンですね、白髪交じりのオバマ謝罪の図。 RT @New Greenpeace billboards show an aged Obama who says "I'm sorry".. http://su.pr/1zNOau

Thu, Dec 03
* 02:52 RT @Public_Citizen: a decade after Battle in Seattle, will Obama do the right thing? http://bit.ly/6NQCQg #p2 #tcot #eco #wto #COP15

Thu, Dec 03
* 02:33 ツイッターの公開戦略会議‼

Thu, Dec 03
* 02:31 ビル•マッキベンが一時間のダダ漏れ戦略会議をやってます。 RT @billmckibben: #ecotalk thanks to peter and all else for getting this going--i have to go deal with the MSM

Thu, Dec 03
* 02:12 RT @billmckibben: We've got (exactly!) 350 young people arriving from around the world--apparently the largest accredited delegation

Tue, Dec 01
* 23:54 RT @oxfamjapan: 12月12日:『温暖化を止めよう!』という私たちの声をコペンハーゲンに届けるために、一緒に楽しく歩きましょう。「MAKE the RULE 東京パレード2009」 http://bit.ly/4vQ6ly

Tue, Dec 01
* 19:33 RT @greenpost: となると、COP15に関する日本に関する情報は、 #cop15jp か #cop15japan へ。いずれにしろ、現地からつぶやいてくれる人が必要なんだけど。

Tue, Dec 01
* 19:32 RT @greenpost: COP15に関する、日本語での情報。 #COP15ja に集まるといいな

Tue, Dec 01
* 09:19 RT @350: Leaders like the Dalai Lama know climate change is a moral issue, & the most important of our times. http://j.mp/8PhnIg -@tcktcktck

Mon, Nov 30
* 07:05 オオッ実践的 RT @taemon: ハゲ市クリスマス・ツリーの点灯には15台の自転車発電が導入されました。(^O^)/ http://tweetphoto.com/5565889

Mon, Nov 30
* 00:59 なんだか、間抜けに見えるビデオよく集まったなあww RT @KaieteurDevon: London 5th December 09 Dress Blue http://bit.ly/2GWcPH #cop15 #hope2cope #c02 #TheWave #350ppm

Sun, Nov 29
* 07:59 京都では気候ネットワーク主催のシンポ「市民が進める温暖家防止」2日目です。でも不参加。98年から毎年続いているのはスゴい。

Sun, Nov 29
* 07:29 12月12日はキャンドルを RT @350: What are you doing 2 wknds from now? Want to change the future again? This is our next big day: http://bit.ly/5HNwRn
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by togura04 | 2009-12-03 22:35 | 枠組みの解説

もっとも大事な一週間

AFP:Week of meetings could make or break climate effort
http://news.yahoo.com/s/afp/20090916/sc_afp/climatewarmingung20_20090916182636
PARIS (AFP)
会合のある来週一週間が気候対策の成否を分ける
を抄訳しておきます。

by Marlowe Hood Marlowe Hood – Wed Sep 16, 2:22 pm ET

 ワシントンDC、ニューヨーク、ピッツバーグで来週続けて開催される大事な会合が、2年間の気候変動と戦う努力が勝利に終わるか、それとも歴史の一コマとして放棄されるか、を決めるだろう。

 国連の旗の下で行われる交渉は、地球温暖化をもたらす温室効果ガス排出を減らし、干ばつや洪水、海面上昇に脅かされている貧困国を助けるために、12月にコペンハーゲンで条約を作るよう定められている。
しかし何ヶ月もこのプロセスは誰がどれだけ払うかについて先進国と途上国の対立で暗礁に乗り上げている。

気候週間と呼ばれる一週間とは:
 木金曜にワシントンでキックオフされる、世界の17カ国の大排出国が参加するMEF会合、
 来週火曜には国連パンギムン事務総長がニューヨークで気候サミットを行い、その後、24,25日の2日間はG20サミットがペンシルバニア州ピッツバーグで開催される。

 ジョン・ケリー米上院議員は「気候変動の議論にとって危機的に重要な瞬間だ」と電話インタビューに語った。「9月に起こることは、12月に達成可能なことの多くの基礎となろうとしている。」

 「いまの状況は少し絶望的で、時は私たちの手のひらからこぼれ落ちようとしている」とブラジル環境大臣カルロス・ミンクは語った。「コペンハーゲンでの合意が欲しいなら、今ここでの進展を見なければならない。」

環境グループも同調する。WWFのキム・カーステンセンは「これは政治決断を示し、温暖化に立ち向かう唯一無二の機会だ。9月の会合の場で新たで強力な政治的刺激がなかったなら、気候交渉は失敗する運命にある」と語った。

主要な躓きの石は、排出削減率と資金だ。

資金については、ギャップはさらに大きい。


 焦点の多くは、国連特別サミットで立場を表明するだろう二つの最大のCO2排出国、米国と中国に当たっている。
「危機的に重要な問いは、気候カタストロフィを予防できるほど大胆に行動できるパートナーシップを我々は結ぶことができるかどうかだ」とケリーは語った。
---
 そのほか、火曜日にはAOSIS(小島嶼国連合)の総会もあるとか。

関連の論説リンク。
 Suddenly, a few reasons to be optimistic about Copenhagen
 UN climate strategy puts talk ahead of deal-making-----Google(AP)
 朝日:〈潘基文・国連事務総長の寄稿 翻訳全文〉
http://www.asahi.com/international/update/0919/TKY200909190289.html
 ”コペンハーゲンで細かなところまで解決する必要はない。しかし、世界的な合意を成功したものにするには、すべての国々を巻き込まないといけない。各国の能力に見合ったもので、共通の長期的目標を目指しているものでなければならない。ここに、成功のための私の基準を挙げる。
 第1に、すべての国は、すべての主な排出源からの排出を減らすために最善を尽くさなければならない。先進工業国は、気候変動を和らげる目標を強化しなければならない。今の目標は国連の政府間パネルが必要としている水準に全く届いていない。途上国もまた、排出の伸びを遅らせ、貧困を減らす戦略の一環としても、環境に優しい成長を加速しなければならない。
 第2に、成功した合意というには、もはや避けられなくなっている気候変動の衝撃に最も弱い国々が適応できるよう、支援するものであるべきだ。これは、より安定した安全な世界に対する賢い投資であると同時に、倫理的な命令である。
 第3に、途上国には、低排出での成長に素早く移行するための資金調達と技術が必要だ。取引は、炭素取引市場を通じたものを含め、民間の投資にも開かれたものでなければならない。
 第4に、資源は、公平な管理の下ですべての国々が発言権を持つ方法で配分されるべきだ。”
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by togura04 | 2009-09-18 07:12 | 枠組みの解説
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オーマイガッ!
350ppmが新たな地球温暖化の最終防衛線である、とパチャウリIPCC議長が個人的見解ながらも認めちゃいました。

350.org:BREAKING: Top UN Scientist Endorses 350!
http://www.350.org/rajendra

"As chairman of the Intergovernmental Panel on Climate Change (IPCC) I cannot take a position because we do not make recommendations," said Rajendra Pachauri when asked if he supported calls to keep atmospheric carbon dioxide concentrations below 350 parts per million (ppm).

"But as a human being I am fully supportive of that goal. What is happening, and what is likely to happen, convinces me that the world must be really ambitious and very determined at moving toward a 350 target."


元記事はこちら。
AFP:Top UN climate scientist backs ambitious CO2 cuts
http://www.google.com/hostednews/afp/article/ALeqM5hacayDuUcngLmhNkplHB5VtG5GNw
あんさん、アンビシャスなんて表現で足りるもんですかい。

 IPCCの最新の科学的知見(第四次レポートAR4)を時代遅れだと防衛ラインを動かされてしまったら、コペンハーゲンCOP15はぐちゃぐちゃになりそうですが・・・。

 一部の科学者および一部の途上国から、安定な気候のためには350ppm大気中濃度目標が必要であると提案されていることを重く受け止めるなら、いわゆる「低炭素社会」を実現することでは不十分です。
 これまでの増加傾向をオーバーシュートさせて現在の387ppmから過去の350ppm大気中濃度に戻すためには、可及的速やかにすべての国が「カーボンニュートラル国家」とそれを超えた「カーボンマイナス国家」を目指す削減対策を進める必要があります。

「カーボンニュートラル国家」≒日本の場合なら排出量の97%?削減、可及的速やかに≒2020年目標ですからねえ。

 パチャウリ氏にとっては、ガリレオが「それでも地球は回っている」と発言したのと同様な発言だったのかもしれません。よーゆうたなー。

参考:
 あんまり活発に書き込みはしていませんが、mixiのコミュ「350ppm」へお出でください。

 あるいは、ブログ右端中央のタグクラウド(単語集)の中から、350.orgのタグをクリックして過去記事をお読みください。
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by togura04 | 2009-08-26 02:27 | 枠組みの解説
 英ガーディアン紙がまとめたもの。
 コペンハーゲン COP15の妥結内容に関しての、環境NGOs、開発NGOsが求める目標の一覧表記事がありました。
What should we be asking world leaders to agree to in Copenhagen?
http://www.guardian.co.uk/environment/table/2009/aug/05/climate-change-ngo-copenhagen

 英語のままですが並べ替えておきます。 初見のNGOもありますがぁ、リンクも原文についています。

●Carbon tradingについて
350.org: A treaty that is strong, equitable and grounded in the latest science. There needs to be a high price on carbon and the treaty must ensure poor countries have a chance to develop

Friends of the Earth: Rich countries should not be allowed to buy any of their reductions abroad

UN Seal the Deal: An efficient institutional mechanism should be set up for dispersing these funds and an equitable, accountable governance structure

●CO2 reduction削減目標について
350.org: Reduce atmospheric concentrations of CO2 to 350 parts per million

ActionAid: Rich countries need to adopt 2020 targets of more than 40% emissions reductions against 1990 levels

Christian Aid: The UK must reduce its own emissions by 80% by 2050

Friends of the Earth: Rich countries must commit to cuts of 40% by 2020

Tearfund: Developed countries must reduce their emissions by at least 40% by 2020 (from 1990 levels) The vast majority of emission cuts should be made in the country where they were emitted rather than by offsetting

UN Seal the Deal: Developed countries must reduce their greenhouse gas emissions and limit the growth of their emissions

WWF: The EU should commit to a 45% reduction in emissions by 2020 from 1990 levels, with at least three-quarters of these cuts made domestically

●International politicsについて
Avaaz: World leaders must tackle climate change now, decisively and together. They must start working toward a new global agreement and set binding global targets for emissions to avert catastrophic climate change

Christian Aid: Get Gordon Brown and Barack Obama to attend the talks
in December

Global Climate Campaign: The long-industrialised countries that have emitted the most greenhouse gas must take responsibility for climate change mitigation by immediately reducing their own emissions as well as investing in clean energy in the developing world

Greenpeace International: World leaders to attend the meeting in person, agree to mandatory cuts in emissions for the developed world of 40% by 2020 and invest £84bn a year in developing countries so they can shift to a low-carbon economy, end deforestation and adapt to climate change impacts

Operation Noah: The British government should lead negotiations for a cut in global power sector emissions of at least one-third by 2020, as a move towards zero emissions from this sector by 2030

Oxfam: Asking Gordon Brown to attend the talks in Copenhagen and lead the push for a deal

tcktcktck: World leaders must be called upon to sign an ambitious, fair and binding climate deal in Copenhagen

●Fundingについて
ActionAid: Rich countries need to commit to finding £106bn a year to tackle climate change in developing countries

WWF:  The EU should provide its fair share of the total climate protection costs, currently estimated to be at least £30bn of the £93.4bn needed annually by 2020

●Developing worldについて
Cafod: Poor countries shouldn’t pay the price for climate change

Christian Aid:Rich countries should pay poorer countries to protect themselves from impacts of climate change

Friends of the Earth: Rich countries must provide additional money for developing countries to grow in a clean way, and to cope with the floods, droughts and famines caused by climate change

Oxfam: The UK must pay its fair share of adaptation costs in poor countries - Oxfam estimates this as £1.56bn per year (and get Europe to commit to £9.44bn a year)

Stop Climate Chaos: Resources must be provided to help the most vulnerable people

Tearfund: Developed countries must provide at least £30bn a year of finance to help poor people adapt to the changing climate

UN Seal the Deal: A framework must be established that will bolster the climate resilience of vulnerable countries and protect lives and livelihoods, Developing countries should receive financial support to limit the growth of their emissions
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by togura04 | 2009-08-13 13:05 | 枠組みの解説

G8とMEFの力学

 イタリアはラクイラで開催されるG8(先進国)サミットとオバマ米大統領が同時招集しているMEFにおいて、EUと米国、途上国としては3すくみの主張で、おのおのの相手側の対策深堀りを求める主張が絡み合っているように思います。

EUのポジション
 2℃安定化気温目標→vs米国
 2050年50%削減目標のための途上国の総量削減への踏み込み→vs途上国(中国、インド、韓国、南ア…)

米国のポジション
 2050年50%削減目標→vs途上国(中国、インド、韓国、南ア…)
 (但し)基準年を2005年に?→vsEU

途上国(中国、インド、韓国、南ア…)のポジション
 1.5℃安定化気温目標のための先進国の更なる率先深堀り→vs米国
 1.5℃安定化気温目標のための先進国の更なる率先深堀り→vsEU


 この議論の中では、
日本のポジションは、(日本は真水で2020年に05年比15%削減、2050年に05年比60-80%削減で)
 2050年50%削減目標のための途上国の総量削減への踏み込み→vs途上国(中国、インド、韓国、南ア…)
 (但し)基準年を2005年に?→vsEU
という他国への主張であり、米国と変わらないポジションのように見えます。

 しかし、いくつかの観測記事によれば、オバマ米大統領は、従来の「2050年までに先進国が80%削減する」にさらに加えて、EUの求める2℃安定化気温目標を受け入れる意向があるようですので、この場合には自動的に2050年80%減の基準年は1990年と定まりそうです。

 レイムダックの日本麻生総理は、アメリカからハシゴを外されて、果たして2℃安定化気温目標を受け入れることができるのでしょうか?これまでの15%削減という数字以外にも新たな長期目標を約束することは難しい飲み薬でしょう。麻生首相が(も)断ることで、歴史的な国際合意の形成を阻むということになるのがありそうです。


 それとも?、「麻生首相が合意してしまった、とんでもない温暖化対策目標」という国内世評ができて、ますますふて腐れて温暖化対策をサボるという行動に至ることになるのかもしれません。
 政治が人の命を守らない、政治的理念のない国の視点でみれば、全く変な合意というのが出来上がりそうにも思います。国内の温暖化懐疑論者たちにとっては、またまた欧米の指導者の陰謀だ、と騒ぐネタには困りそうにもありません。

 そうなって欲しいなあ。
      ↓ 
 7/10朝記:そうなったようです。
産経:温暖化抑制、上昇「2℃以内」で一致 サミットMEF会合

同じく産経新聞社説「【主張】G8首脳宣言 80%削減目標は高すぎる」より
 ”地球温暖化対策では、「先進国全体で2050年までに排出量を80%かそれ以上削減する目標を支持する」との表現で、昨年の洞爺湖サミットよりも踏み込んだ。京都議定書で削減義務のない中国やインドなどの協力を取り込む狙いだったが、新興国側は冷ややかで調整は難航しそうだ。
 理想を掲げるのも悪くないが今回はきわめて高い目標値だ。よほど画期的な技術革新がなければ実現は難しい。単なる数字の上積みでは空手形になりかねないことが途上国にも見透かされている。”
 「技術革新」で80%削減ができるなんて、どうやってそんな確信を持てるのでしょうか?「法制度」という技術が見えないのがダメダメなところでしょう。

環境NGO・気候ネットワークのコメント
http://www.kikonet.org/iken/kokunai/2009-07-10.html

環境NGO・WWFJapan:2050年までに80%削減」G8の温暖化防止目標を考える
http://www.wwf.or.jp/activity/climate/news/2009/20090708.htm


G8首脳宣言:持続可能な未来に向けた責任あるリーダーシップ

”65.我々は、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の作業、特に、最も包括的な科学評価を構成するその第4次評価報告書の重要性を再確認する。我々は、産業化以前の水準からの世界全体の平均気温の上昇が摂氏2度を超えないようにすべきとの広範な科学的見解を認識する。この世界的な課題は世界全体の対応によってのみ対応可能であることから、我々は、2050年までに世界全体の排出量の少なくとも50%の削減を達成するとの目標を全ての国と共有することを改めて表明する。その際、我々は、このことが、世界全体の排出量を可能な限り早くピークアウトさせ、その後減少させる必要があることを含意していることを認識する。この一部として、我々は、先進国全体で温室効果ガスの排出を、1990年又はより最近の複数の年と比して2050年までに80%またはそれ以上削減するとの目標を支持する。この野心的な長期目標に沿って、我々は、基準年が異なり得ること、努力が比較可能である必要があることを考慮に入れ、先進国全体及び各国別の中期における力強い削減を行う。同様に、主要新興経済国は、特定の年までに、対策をとらないシナリオから全体として大幅に排出量を削減するため、数量化可能な行動をとる必要がある。”

首脳宣言 エネルギーと気候に関する主要経済国フォーラム(MEF)
”我々は、産業化以前の水準からの世界全体の平均気温の上昇が摂氏2度を超えないようにすべきとの科学的見解を認識する。この関連において、また条約及びバリ行動計画の究極的な目的の文脈において、我々は、世界全体の排出を2050年までに相当の量削減するという世界全体の目標を設定するために、今からコペンハーゲンまでの間に、お互いに、また条約の下で、取り組んでいく。”

新聞各社社説
・日経:社説1 温暖化交渉の外堀を埋めたサミット(7/11)
 ”日本はこれまで「50年に60~80%削減」の長期目標を口にしながらも気温上昇については明確に言及してこなかった。80%以上の削減は米欧主導で決まった。「欧米を上回る」と政府が自負する中期目標では存在感を示せなかった。”

・読売:地球温暖化交渉 先進国と新興国との深い溝

・産経:「【主張】G8首脳宣言 80%削減目標は高すぎる」

・毎日:社説:温暖化対策 「2度以内」の道筋作ろう
”特に、「2度以内の抑制」は、科学者集団である「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」が描く最も厳しいシナリオに基づく。これを超えると世界に悪影響が及ぶというのがIPCCの指摘で、新興国まで含めて、科学的に温暖化防止のゴールを設定した意義は大きい。
 ただ、この数値は責任分担を定めたものではない。MEFが「2度以内」で一致しつつ、長期目標に合意しなかった背景にも、削減の責任を避けたい新興国の思惑が見える。”

 しかし、この社説は、どうも事実誤認をしています。
”気温上昇を2度以内に抑えるには、先進国が90年に比べ20年までに25~40%削減することが必要とIPCCは指摘している。” 
 こんなことはIPCCは指摘していません。
「気温上昇を2度台前半に抑えるには、先進国が90年に比べ20年までに25~40%削減することが必要とIPCCは指摘している。」というのが正しい事実です。
 2℃を十分下回る気温安定化目標を設定したのであれば、IPCCが評価した全シナリオよりも厳しい削減目標が必要であり、20年までに40%以上の深堀りが必要ということになります。

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by togura04 | 2009-07-07 22:32 | 枠組みの解説

「京都議定書の次のステップは何だろう」JanJanBlog版
が急に終了してしまいました。

 ブログの過去記事は こちらへどうぞ。
http://www.janjanblog.jp/user/stopglobalwarming/post2012/

新たにここ、exciteブログ上で継続するに際して、中から、過去記事を少しばかり転載しておきます。

あけましておめでとうございます09/1/1


 さて、コペンハーゲンCOP15/CMP5を今年末に控え、アメリカのオバマ政権の示す温暖化対策など、動きがようやく出てきそうな年の始めです。

 今年の国際交渉の中で、軸となる概念としては、

1.350.orgが始めた350ppm安定化、というあらたな大気中CO2濃度目標が議論され組み込まれるか
 アル・ゴア、ポズナニ会場で350ppm目標を支持

2.昨年のピークオイル危機を踏まえた、脱石油の動きとの相互連関がどうなるか
 グリーン・ニューディールの出番だ!

3.適応策を作る上での「適応」気温安定化目標の概念がどうなるか
 適応策:2℃のラインを守れ、しかし4℃昇温に備えよ

 という3つの動向に注目していきたいと思います。
今年もよろしくお願いいたします。

REDDについての議論は、「持続可能な森林経営のための勉強部屋」で藤原氏がウォッチしていますね。
気候変動枠組み条約COP14と森林の将来(2009/1/24)
http://homepage2.nifty.com/fujiwara_studyroom/kokusai/fccccop14/fccccop14.htm

後日記:
 どうなんでしょう、日本はすでに交渉の一つの極としての政治的重要性を持っていない、と見切られているのではないだろうか。
 日本の官僚たちはほっと胸をなでおろして、新しいオバマ@アメリカについていくだけに違いない。アメリカになら、押し切られました、と言っても財界に同意されるから。
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by togura04 | 2009-01-01 17:56 | 枠組みの解説