地球温暖化の国際交渉をフォローしたいところです


by togura04

もっとも大事な一週間

AFP:Week of meetings could make or break climate effort
http://news.yahoo.com/s/afp/20090916/sc_afp/climatewarmingung20_20090916182636
PARIS (AFP)
会合のある来週一週間が気候対策の成否を分ける
を抄訳しておきます。

by Marlowe Hood Marlowe Hood – Wed Sep 16, 2:22 pm ET

 ワシントンDC、ニューヨーク、ピッツバーグで来週続けて開催される大事な会合が、2年間の気候変動と戦う努力が勝利に終わるか、それとも歴史の一コマとして放棄されるか、を決めるだろう。

 国連の旗の下で行われる交渉は、地球温暖化をもたらす温室効果ガス排出を減らし、干ばつや洪水、海面上昇に脅かされている貧困国を助けるために、12月にコペンハーゲンで条約を作るよう定められている。
しかし何ヶ月もこのプロセスは誰がどれだけ払うかについて先進国と途上国の対立で暗礁に乗り上げている。

気候週間と呼ばれる一週間とは:
 木金曜にワシントンでキックオフされる、世界の17カ国の大排出国が参加するMEF会合、
 来週火曜には国連パンギムン事務総長がニューヨークで気候サミットを行い、その後、24,25日の2日間はG20サミットがペンシルバニア州ピッツバーグで開催される。

 ジョン・ケリー米上院議員は「気候変動の議論にとって危機的に重要な瞬間だ」と電話インタビューに語った。「9月に起こることは、12月に達成可能なことの多くの基礎となろうとしている。」

 「いまの状況は少し絶望的で、時は私たちの手のひらからこぼれ落ちようとしている」とブラジル環境大臣カルロス・ミンクは語った。「コペンハーゲンでの合意が欲しいなら、今ここでの進展を見なければならない。」

環境グループも同調する。WWFのキム・カーステンセンは「これは政治決断を示し、温暖化に立ち向かう唯一無二の機会だ。9月の会合の場で新たで強力な政治的刺激がなかったなら、気候交渉は失敗する運命にある」と語った。

主要な躓きの石は、排出削減率と資金だ。

資金については、ギャップはさらに大きい。


 焦点の多くは、国連特別サミットで立場を表明するだろう二つの最大のCO2排出国、米国と中国に当たっている。
「危機的に重要な問いは、気候カタストロフィを予防できるほど大胆に行動できるパートナーシップを我々は結ぶことができるかどうかだ」とケリーは語った。
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 そのほか、火曜日にはAOSIS(小島嶼国連合)の総会もあるとか。

関連の論説リンク。
 Suddenly, a few reasons to be optimistic about Copenhagen
 UN climate strategy puts talk ahead of deal-making-----Google(AP)
 朝日:〈潘基文・国連事務総長の寄稿 翻訳全文〉
http://www.asahi.com/international/update/0919/TKY200909190289.html
 ”コペンハーゲンで細かなところまで解決する必要はない。しかし、世界的な合意を成功したものにするには、すべての国々を巻き込まないといけない。各国の能力に見合ったもので、共通の長期的目標を目指しているものでなければならない。ここに、成功のための私の基準を挙げる。
 第1に、すべての国は、すべての主な排出源からの排出を減らすために最善を尽くさなければならない。先進工業国は、気候変動を和らげる目標を強化しなければならない。今の目標は国連の政府間パネルが必要としている水準に全く届いていない。途上国もまた、排出の伸びを遅らせ、貧困を減らす戦略の一環としても、環境に優しい成長を加速しなければならない。
 第2に、成功した合意というには、もはや避けられなくなっている気候変動の衝撃に最も弱い国々が適応できるよう、支援するものであるべきだ。これは、より安定した安全な世界に対する賢い投資であると同時に、倫理的な命令である。
 第3に、途上国には、低排出での成長に素早く移行するための資金調達と技術が必要だ。取引は、炭素取引市場を通じたものを含め、民間の投資にも開かれたものでなければならない。
 第4に、資源は、公平な管理の下ですべての国々が発言権を持つ方法で配分されるべきだ。”
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by togura04 | 2009-09-18 07:12 | 枠組みの解説