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もうこの次の国際交渉イベントは、オバマ大統領の訪日くらいしかありません、バルセロナ会合は終わってしまいました。次はコペンハーゲンです。
コペンハーゲンCOP15へのカウントダウンはこちら。
(残念ながら、exciteブログ上では、このJavascriptは保安上掲載できないようです。)
●リンク
・国連気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局HP
・地球交渉速報(ENB)
・世界の環境NGOsの集まり気候行動ネットワーク(CAN)が発行する会議場通信ECO
・1年前のポズナニCOP14に関する関連リンク集
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by togura04
| 2009-11-08 14:10
| コペンCOP15/CMP5


今年10月24日にはセカイ中で行動を起こそう、という呼びかけがなされています。
350.orgのトップページの呼びかけを翻訳しています。
http://www.350.org/invitation(今日の版はまた変わっていますねー。以前の呼びかけ文としてご了承ください。
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セカイのみんな!
気候の危機を止めるために1日を使おうというムーブメントを広げるのを手伝って~という呼びかけなんだ。
10月24日に僕たちは、この星中が一つになって、フェアでグローバルな気候条約を要求するんだ。最新の科学にマッチし、安全な領域に復帰するための国際的な計画を世界が求めている、のだと共通の要請行動で明らかにするんだ。
このムーブメントは始まったばかりで、キミの助けが必要だ。
計画はこうだ:僕たちはセカイ中のキミたちに、10月24日にコミュニティでのイベントを企画して、と呼びかけるのサ。
何も決まりはない-自転車に乗ったり、ラリーやコンサート、ハイキング、お祭り、植樹、抗議、そのほか何でも想像してみて。地球の何千もの行動と繋がっていると考えてみて。世界が立ち上がるところを想像してみて。
これをもし僕たちがやり遂げれば、10月24日に力強いメッセージを送ることになる、「科学と正義が求める気候問題の解決策を世界は求めている」というメッセージを。
素早く衡平に気候の危機に取り組むことを妨げているのは、政治的意思の欠如だ、としばしば言われている。
だから、その政治的意思を産み出せるのは一つだけ、統一されたグローバルな行動であって、誰も私たちの代わりにその運動を始めようとはしていない。だからそれは世界中のフツーの人たち、つまりキミたちに掛かっているんだ。
だから、キミのコミュニティでの10月24日のイベントを登録して、友人にボランティアを頼むんだ。キミの友人や地域の環境グループ、人権キャンペーングループ、教会やモスク、お寺のグループを。自転車乗りや地域の農家、若者たちも巻き込んでね。この星中で僕たちは自分でグループ化するのさ。
キミの助けがあれば、10月24日にはアメリカのグレートレーク湖からオーストラリアのグレートバリアリーフまで、この星の景勝地のどこででも、それにキミの日常の暮らしの現場、海岸で、公園で、野原で、公会堂ででも、イベントをできるだろう。
キミが参加するためのイイ瞬間があるなら、それはまさに今だ。今年がこんなに重大なのには2つの理由がある。
その1つ目は、気候変動の科学が日に日に暗いものになっていることだ。北極は予定より数十年も早く、オドロキの速度で溶けている。この星の全てが溶けているか燃えているか、上昇しているか干からびているみたいだ。
そして今、この危機を表す数字がある。350だ。
NASAのジェームス・ハンセンのチームは最近、もし”文明が発展したのと似たような惑星に住みつづけたい”と望むなら、私たちは大気中の(二酸化)炭素の濃度を、現在の387ppmから350ppm以下にまで削減する必要があるという一連の研究論文を発表した。
誰もこの数字を1年前には知らなかったが、今、この星の未来にとって最も重要な数字は「350」だろうこと、それはセカイを作り直すための北極星のような導きの星だということが明らかになっている。
もし僕たちが速やかに350に向かう方向にこの星の向きを変えられれば、まだ気候変動の最悪の被害を避けることができる。
今年2009年が非常に重要な2つ目の理由とは、政府に影響を及ぼす機会がこれ以上ないほど増えるだろうことだ。
今年12月にはセカイの首脳たちはコペンハーゲンに集まり、二酸化炭素の排出を削減するための新しいグローバルな条約を形作るだろう。
もしこの会合が今開かれたなら、とんでもなく不適切な条約が作られるだろう。実際のところ、その条約は僕たちを決して350ppmには連れ戻してくれない未来、海面上昇は加速し、降雨パターンが変化し、砂漠が広がり始める未来を作ることだろう。
その未来では、初めは最も貧しい人々が、のちには私たち皆と私たちに続くすべての世代が、被害を受け劣化したたった一つのこの星に向かい合うことになる。
10月24日はこの危機的に重要な国連コペンハーゲン会合の6週間前だ。もし僕たちがみな自分の仕事をすれば、すべての国がこの問いを問われていることを知ることになる。「この計画は、この星を350への道へと引き戻してくれるだろうか?」と。
これはグローバルな運動の手助けがあって初めて動くだろう。そしてあらゆるところで動きは始まっている。カメルーンの農民も、中国の学生も、ワールドカップのスキー選手さえ、350の数字を広め始めている。教会は鐘を350回鳴らし、仏教の僧はヒマラヤの裾野で大きな350の人文字を描いた。350は、すべての言語と文化の壁を超えている。それは明確で、直接的で、金縛りから解放するもので、確かな科学に基づいた数字だ。
10月24日には、安全な気候と、作り出すべきセカイについての共通のシンボル、350の後ろに私たちは立って、その日の終りには、イベントの写真を350.orgのホームページにアップロードして、この写真を、セカイに送信するんだ。このイメージの洪水が、大衆に気候変動についての議論を巻き起こし、統一されたグローバル市民への説明責任をリーダーたちに課すことになる。
僕たちにはキミの手助けが必要だ。世界は広く、僕たちは少数だ。350.orgの事務局たちは、バナーの題目作りからプレスリリース作り、資料提供から地域の気候行動グループ作りのツール提供まで、支援できることならなんでもするだろう。支援が必要なら電話とe-mailの後ろでいつも待機しているからね。
こいつはまるで人類にとっての卒業試験のようだ。ボクたちは勇気と誓い、創造性を集めて、この地球を手遅れになるまえに、安定コースに戻すことができるだろうか?10月24日は、それが可能だ、と証明する嬉しく、力強い日になるだろう。
僕たちに参加してほしい、そして地域のイベントを今日登録するんだ。
呼びかけ
Bill McKibben - Author and Activist- USA
Vandana Shiva - Physicist, Activist, Author - India
David Suzuki - Scientist, Author, Activist - Canada
Bianca Jagger - Chair of the World Future Council - UK
Tim Flannery - Scientist, Author, Explorer -Australia
Bittu Sahgal - Editor of Sanctuary magazine - India
Andrew Simmons - Environmental Advocate, St. Vincent & The Grenadines
Christine Loh - Environmental Advocate and Legislator - Hong Kong
追記:
他の事も直ちにしてほしい、簡単なことだ。
このメッセージをだれでも知っている人、遠くにいる人でも大丈夫だから、送ってほしい。
このメッセージを手動でコピーしたり、以下のリンクから電子郵便のツールを使ってコメント付きで宛先に送ることもできる。
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以上です。なんだかドラゴンボールの元気玉のような呼びかけだとも思いつつ。
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by togura04
| 2009-10-24 13:42
| コペンCOP15/CMP5
ロイター:U.S. and China sign memorandum on climate change
http://www.reuters.com/article/vcCandidateFeed1/idUSN28530225
このロイター記事によると、「具体的な数値表明はなし、緊密な連携を唄い、定期的に会合を持つ合意がなされた」とのことです。
米中戦略対話の一部として、火曜日に締結され、ヒラリー・クリントン国務長官が発表したMoU(覚書)の中身です。
シドニーモーニングヘラルド:US, China push issue of climate change
http://www.smh.com.au/environment/global-warming/us-china-push-issue-of-climate-change-20090728-e07g.html
によると、しかし、米国の交渉担当トップのトッド・スターン氏はCOP15の成果に最も強気な予測を語ったとのことです。
”But I do think that we will get there, and I think that there is a lot of interest on the Chinese side fundamentally to arrive at a constructive and successful outcome in Copenhagen.”
http://www.reuters.com/article/vcCandidateFeed1/idUSN28530225
このロイター記事によると、「具体的な数値表明はなし、緊密な連携を唄い、定期的に会合を持つ合意がなされた」とのことです。
米中戦略対話の一部として、火曜日に締結され、ヒラリー・クリントン国務長官が発表したMoU(覚書)の中身です。
シドニーモーニングヘラルド:US, China push issue of climate change
http://www.smh.com.au/environment/global-warming/us-china-push-issue-of-climate-change-20090728-e07g.html
によると、しかし、米国の交渉担当トップのトッド・スターン氏はCOP15の成果に最も強気な予測を語ったとのことです。
”But I do think that we will get there, and I think that there is a lot of interest on the Chinese side fundamentally to arrive at a constructive and successful outcome in Copenhagen.”
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by togura04
| 2009-07-29 22:44
| 途上国の動向

・・・とでも題したくなるくらいの写真です。こんな写真を撮られとったらアカンでしょう。
デンマーク政府のCOP15公式HPの記事より採りました。
Slow – or no – motion in Bonn negotiations
http://en.cop15.dk/news/view+news?newsid=1448
以下、簡単に紹介を。
”「途上国は先進国がここボン会合で自国の中期目標を発表しようとないことに苛立っている」とデンマークの22のNGOsのスポースクパーソン、トロルス・ダン・クリスチャンセンは語った。”
”締約国の当初の予定では、豊かな国々が今回会合で公約を示す準備ができているはずだった。しかし、主に日本とカナダがいかなる数字も述べることを拒否しているため、何事も起こってはいない。彼らはまず途上国が先に削減を公約することを求めている。”
オイオイ。
帰ってくれば石もて追われるカモ、と悲愴な覚悟で交渉団が突っぱねているのが写真に現れています、負け戦の交渉はさぞ辛かろう。早く吐いてしまって楽になりなさい。
真水分(日本の国内努力による実質削減分)は当然ながら麻生首相の発表を待たざるを得ないとしても、途上国が本当に知りたがっているのは、延長版のCDMのような形で途上国へのお金のフローとして入る分ですから、名目上乗せ目標分(つまりゲタの高さ)だけでも事前に公表すれば、途上国の態度は一気に軟化したはずです。
それともまさか、そういう数字の検討と根回しは日本政府は全然していないのでしょうか?それでは国際交渉で切れるカードが一つもないということになります。
新聞各紙報道によれば、麻生首相は10日にも、日本の対策の真水分だけを発表するようです。およそ交渉戦術が破たんしとりますから集中砲火を浴びることが、分からんかニャー。
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by togura04
| 2009-06-09 13:11
| 国内方針
わたくし、とうとうパソコンおたくの本性を現してしまいまして、ソフトバンク社の販促キャンペーン、「iPhone for everybody」に乗っかって、2年間の継続契約で0円ケータイ端末としてiPhoneを手に入れました。
iPhoneすっごーい!こんなわくわく感に浸ったのはいつ以来でしょう。
それでいろいろ有料/無料のソフト収集に凝っているのですが、やはりニュースフィードで情報収集を加速するのが必要だと思ってRSSリーダーを組み込んでみました。
現在、フィードで毎日要約を取り込んできているニュースサイトとブログは以下の6種です。RSSのアドレスもつけておきます。
ニュース
・CNN.com Recentry Published/Updated (アメリカCNN社が発行している一般的な記事)
http://edition.cnn.com/services/rss/ (この中の、おそらくMost RecentというRSSでしょう、ソフトにデフォルトで入っていたものです)
・Climate Ark Climate Change&Global... (Ecological Internet のGlen Barry氏がインターネット上で各紙の記事を収集しているもの)
http://www.climateark.org/rss/climate.xml
・cop15.dk News (デンマーク政府が作ったCOP15のサイトの中で取り上げているニュース)
http://en.cop15.dk/news/rss?
ブログ
・Climate Feedback - Blog Posts with Commentary (科学誌Natureの温暖化記事を取り上げているブログ)
http://blogs.nature.com/climatefeedback/atom.xml
・Climate Progress (ワシントンDCの環境NGO、Joseph Romm氏による米国の温暖化政策情報ブログ。米民主党肝入りのシンクタンク・アメリカ進歩センター(CAP)のブログにしばしば寄稿・紹介されている。)
http://feeds.feedburner.com/climateprogress/lCrX (但し、このリンクは使用ソフトでは使えませんでした。元のブログのURLからアクセスするようにしました。)
・350.org - Movement Dispatches and Climate News (ビル・マッキベンが始めたキャンペーン350.orgの中の、各地の活動の紹介)
http://feeds2.feedburner.com/350org
これらは全部英語の記事ですが、ざっと要約を眺めているだけでも、世界は激しく動いているなあ、というのを改めて実感します。
枝廣淳子さんが、翻訳者の養成とネットワーク作りを自分の急務の活動として行っていることが、なるほどなあと思わされます。
これらの情報が全部言葉の壁ということで入って来ないというのは、いかにももったいないことです。
情報をシェアしたいなあ・・・。
iPhoneすっごーい!こんなわくわく感に浸ったのはいつ以来でしょう。
それでいろいろ有料/無料のソフト収集に凝っているのですが、やはりニュースフィードで情報収集を加速するのが必要だと思ってRSSリーダーを組み込んでみました。
現在、フィードで毎日要約を取り込んできているニュースサイトとブログは以下の6種です。RSSのアドレスもつけておきます。
ニュース
・CNN.com Recentry Published/Updated (アメリカCNN社が発行している一般的な記事)
http://edition.cnn.com/services/rss/ (この中の、おそらくMost RecentというRSSでしょう、ソフトにデフォルトで入っていたものです)
・Climate Ark Climate Change&Global... (Ecological Internet のGlen Barry氏がインターネット上で各紙の記事を収集しているもの)
http://www.climateark.org/rss/climate.xml
・cop15.dk News (デンマーク政府が作ったCOP15のサイトの中で取り上げているニュース)
http://en.cop15.dk/news/rss?
ブログ
・Climate Feedback - Blog Posts with Commentary (科学誌Natureの温暖化記事を取り上げているブログ)
http://blogs.nature.com/climatefeedback/atom.xml
・Climate Progress (ワシントンDCの環境NGO、Joseph Romm氏による米国の温暖化政策情報ブログ。米民主党肝入りのシンクタンク・アメリカ進歩センター(CAP)のブログにしばしば寄稿・紹介されている。)
http://feeds.feedburner.com/climateprogress/lCrX (但し、このリンクは使用ソフトでは使えませんでした。元のブログのURLからアクセスするようにしました。)
・350.org - Movement Dispatches and Climate News (ビル・マッキベンが始めたキャンペーン350.orgの中の、各地の活動の紹介)
http://feeds2.feedburner.com/350org
これらは全部英語の記事ですが、ざっと要約を眺めているだけでも、世界は激しく動いているなあ、というのを改めて実感します。
枝廣淳子さんが、翻訳者の養成とネットワーク作りを自分の急務の活動として行っていることが、なるほどなあと思わされます。
これらの情報が全部言葉の壁ということで入って来ないというのは、いかにももったいないことです。
情報をシェアしたいなあ・・・。
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by togura04
| 2009-05-11 03:52
| 雑記
・デンマーク政府による公式ページ
http://en.cop15.dk/
同ニュースのRSSフィード
http://en.cop15.dk/news/rss?
科学誌ネイチャーにも「コペンハーゲンへの道」特集ページが出来ました。
The Road to Copenhagen
http://www.nature.com/news/specials/roadtocopenhagen/index.html
”今年12月には国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)の加盟国がコペンハーゲンに降り立ち、京都議定書の後継となる可能性のある、グローバルな気候協定の詳細について侃々諤々討論します。ネイチャー誌はここに集めた特集記事でもって、世界がコペンハーゲンへの道に沿って動くにつれての、気候変動の科学面、政治面のあらゆる側面をカバーしていくでしょう。”
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http://en.cop15.dk/
同ニュースのRSSフィード
http://en.cop15.dk/news/rss?
科学誌ネイチャーにも「コペンハーゲンへの道」特集ページが出来ました。
The Road to Copenhagen
http://www.nature.com/news/specials/roadtocopenhagen/index.html
”今年12月には国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)の加盟国がコペンハーゲンに降り立ち、京都議定書の後継となる可能性のある、グローバルな気候協定の詳細について侃々諤々討論します。ネイチャー誌はここに集めた特集記事でもって、世界がコペンハーゲンへの道に沿って動くにつれての、気候変動の科学面、政治面のあらゆる側面をカバーしていくでしょう。”
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by togura04
| 2009-05-06 11:15
| コペンCOP15/CMP5
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